手漉き和紙に型染めの技法で染めたカレンダーです。
デザインは重要無形文化財保持者(人間国宝)の芹沢銈介先生。
昭和20年より約40年間続けられて来ました型染カレンダーの復刻版です。
初期に等しい材料と技法で製作しています。
日本古来の型染めと琉球の紅型染めを研究され、模様を生み出す天分と色調への優れた感覚によって生み出された芹沢芸術をお楽しみください。
2025年版の型染カレンダーは1947年(昭和22年)の復刻版で、型染カレンダー制作初期のカレンダーです。
全体的に色使いが明るく繊細なデザインで、数字や月のアルファベットのデザイン性が高く、見どころがいっぱいのカレンダーです。
サイズ:約375mm×290mm
※写真はご覧のパソコン、スマートフォンなどにより色味が異なって見える場合がございます。予めご了承ください。
《 芹沢銈介型染カレンダー、卓上カレンダー制作終了のご案内 》
芹沢銈介型染カレンダー頒布会として、弊社にて40年間復刻版を制作してまいりましたが、復刻が一巡し、また2025年は芹沢銈介生誕130年記念の年でもあり、この節目の年を最後として、型染カレンダー及び卓上カレンダーの制作を2025年版をもって終了させていただくこととなりました。
この40年間、芹沢芸術の一端を広めるお手伝いが出来ましたことに心から感謝申し上げます。
また多くの方々に、長きにわたり芹沢カレンダーをこよなく愛していただきましたことに心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
~八尾和紙~
八尾の和紙づくりは室町時代(1336年~1573年)にはじまったとされます。
和紙産業は機械による紙の生産がはじまり徐々に衰退しますが、桂樹舎の創設者 吉田桂介は「和紙の良さをもっと広く伝えたい」と八尾で和紙工房を興し、和紙の普及に努めました。
「桂樹舎」の型染め和紙は、今でもすべての工程を手作業で行い、ひとつひとつ丁寧に染め上げています。
また、独自の防水・防汚加工を施しており、紙とは思えないほどの耐久性を兼ね備えています。
日本の歴史に息づく“伝統と美”をぜひ手に取ってご覧になってください。
【桂樹舎】
富山県八尾の和紙メーカー。
独自で開発した強製紙という丈夫な紙に型染技法を用いて加工品を生産しています。
型染めの仕上がりは、印刷では出せない温かい独特の風合いを生み、使い込んでいく程にやわらかくなり、艶が出てきます。
和紙特有の色合い、優しい手触りを生活に取り入れ、楽しんで頂けたら幸いです。
※ご好評につき予約数を大幅に上回りましたので12月下旬より順次発送いたします。
ご了承ください。