内側に金箔を貼った華やかな印象の片口-小と盃 - 喜器(きき) - 2を各1ヶセットにしました。
錫は古来より、「錫の器に入れた水は腐らない」、「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきた金属。
また、熱伝導率が良いため冷蔵庫に1-2分入れることで器自体が冷たくなり、冷酒がより一層おいしくお楽しみいただけます。
一つ一つ職人が手作業で仕上げています。ご自宅用にも贈り物にもおすすめの一品です。
商品情報
サイズ 片口-小 :H55 W128 D77
盃 - 喜器:H34 φ61
満水容量 片口-小:195cc
盃 - 喜器:45cc
箱サイズ H65 W174 D95
素材 錫100% 金箔
箱仕様 桐箱
※サイズはmmでの表記となります。
※Hは底面から縁までの高さとなります。厚みではありません。
※全て手仕事で製造しているため、サイズ・容量・重さ・風合には個体差があります。
【能作】
より能(よ)い鋳物を、より能(よ)く作る
江戸時代より400余年の歴史を刻んできた高岡銅器の伝統を受け継ぐ鋳物メーカーである能作。
高岡銅器は、原型師が像の元となる雛型の造型を行い、それを砂でできた鋳型に置き換えます。
そして、その鋳型に溶解した銅を流し込み、型を外して研磨・着色・彫金(彫刻・象眼)といった加工を施した後、仕上げを行ってやっと製品が完成します。
それぞれの工程は分業化され、どれも卓越した技術が必要です。
能作は、こういった昔ながら鋳造技術を受け継ぎつつ、新しい素材・技術研究や商品開発に取り組んでいます。
~錫~
錫は金・銀に次ぐ高価な金属です。
水が腐食しない、酒の風味がまろやかになるなど、すぐれた抗菌作用とイオンの効果があり、古くから茶器や酒器の材料に用いられてきました。
100%の錫はとても柔らかく、形状にもよりますが手で簡単に曲げられます。
この特性を生かした曲がる「KAGOシリーズ」の他、テーブルウェア、花器などの幅広いラインナップで、暮らしのさまざまなシーンに彩りを添えています。
内側に貼った金箔が華やかな錫(すず)製のぐい呑です。金沢を代表する伝統工芸品、金箔とコラボレーションしました。